佐陀神能:松江市



松江市鹿島町にある佐太神社は、出雲國三大社の一つとして称えられる歴史深い神社です。佐太神社で毎年9月25日の御蓙替祭(ござがえさい)にて執り行われるのが「七座神事」「式三番」「神能」の三つの神事舞を総称した『佐陀神能』です。「出雲流神楽の源流」と呼ばれ、古くから行われているこの神事舞は、全国各地の里神楽に大きな影響を与えたといわれています。また、慶長年間(1596~1615)には能楽の様式を取り入れ、演目や登場人物にシテ、ワキ、ツレ、ワキツレなどその特徴が見られることも芸能史的に高い価値をもっており、神社の祭事に能形式の神楽を奉納する点においても他に類を見ない貴重な芸能と言われています。 【ユネスコ無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財】