力強さ且つ素朴な所作と、能舞の要素を多分に含み300年以上の歴史を持つのが出雲市大社町の『大土地神楽』です。天岩戸伝説に基づく「山の神」や、陰陽五行拙に基づく「五行」など他では見られない演目や、大人舞だけでなく、子ども舞や女児舞の演目も伝承していることから、全国でも素人神楽、子ども神楽の先駆けと言われ、出雲神楽の歴史をたどるうえでも貴重な神楽と言われています。地元の大土地荒神社にて毎年10月に行われる荒神社例祭をはじめ、出雲大社例祭時の奉納や、国内外各地に招聘され公演を行うなど継承・発信の活動も精力的に行っています。
【国指定重要無形民俗文化財・日本遺産「日が沈む聖地出雲~神が創り出した地の夕日を巡る~」の構成団体に登録】
Comments